マイクロ・テック製印刷機の特徴でもある、印圧の「ゼロ点」の出し方です。
印刷条件が揃った段階で、以下の手順に従い「ゼロ点」を出します。
薄紙を引っ張ってみると、簡単に動かせることが分かります。
これはスキージ圧を極端に下げた故に印圧が不足し、スキージとテーブルの間にスキマがあるからです。
ここでは0.11MPaに上げました。
印圧が少し上がったので、スキージが紙に当たりました。
ですが辛うじて当たっている状態なので、まだスキマが少しあるようです。
ここでは0.12MPaに上げました。
今度は紙がしっかりスキージに押さえられています。
このように、Step3-4を繰り返し行い、スキージが安定して紙に触れる最低印圧を探すことが「ゼロ点出し」です。
こちらの例ではつまり、「0.12MPa」が「ゼロ点」だということです。
印刷エリア:150mm。コンパクトながら必要な機能はすべて持ち合わせたスクリーン印刷機です。印刷エリア150mm以下の小サイズの印刷に対応。研究開発用途にも最適です。
適正印圧印刷プロセスの実践に
最適のスキージです